Onprest v1.2.4 を公開しました
リリース
Onprest v1.2.4 をリリースしました。
Onprest は、オンプレミス環境のレガシーデータベースを REST API / MCP から安全に利用するための OSS です。データベースそのものや SQL を外部公開するのではなく、オンプレ側で定義した capability だけを gateway 経由で呼び出せる構成にしています。
v1.2.4 は、gateway の MCP 実装をプロトコル仕様に合わせて整えることを中心としたリリースです。
- MCP のプロトコルリビジョン
2025-03-26/2025-06-18/2025-11-25に対応し、初期化時のバリデーションとプロトコルバージョンのネゴシエーションを実装 - リクエストごとに
MCP-Protocol-Versionヘッダを見て互換動作を切り替え。ヘッダのないリクエストは2025-03-26互換として扱い、outputSchema/structuredContentは2025-06-18以降でのみ返却 - クライアントからの通知をプロトコルごとのスキーマで検証し、正常時は HTTP 202、パラメータ不正は HTTP 400(JSON-RPC
-32602)、id を持つ通知メソッドは HTTP 200(-32600)を返す形に整理 - Streamable HTTP のメディアタイプ、HTTP メソッド、Origin 検証、CORS の扱いを統一
- gateway / agent で共通のビルドバージョン情報を持たせ、
version/--version/-vと MCP のinitialize.serverInfo.versionが同じ値を返すように統一(バージョン未指定時はdev) - ドキュメントにそのまま使える MCP クライアントの設定例を追加し、curl の例に必要な
Acceptとプロトコルバージョンのヘッダを追記 - ドキュメント側の推移的依存に含まれていた脆弱性を解消
既存の REST API、capability、認可まわりの仕様に変更はなく、MCP-Protocol-Version を送らない既存クライアントも従来どおり動作します。今回のリリースにより、初期化時に申告するバージョンと実際のレスポンス形式が一致し、標準的な MCP クライアント / SDK から接続したときの挙動が仕様どおりに揃いました。
GitHub: https://github.com/viewlegacy/onprest
Documentation: https://docs.onprest.viewlegacy.com/